企画展 詳細
企画展 vol.23
福岡にいるぬいぐるみ展 vol.2
2024.10.8.Tue ~ 2024.11.13.Wed
Open 10:00-20:00(L.O.19:30)
入場無料
「福岡にいるぬいぐるみ展」は、昨年10月に当店で第1回を開催しました。
ぬいぐるみは、黙って私たちに寄り添い、安心をくれるだけでなく、「ぬいぐるみを大切にする」という行為を通して、普段は見えにくい自他の私的な部分に触れることのできる存在であると言えます。ぬいぐるみと暮らす人の写真や言葉を展示することによって、自分自身の内面と、そう遠くないどこかで誰かがぬいぐるみと暮らしていることに思いを巡らせる機会となるよう企画しました。
第1回では、福岡県在住の方を中心に「ぬいぐるみとの思い出」のエピソードを一般募集したところ、40名以上の応募がありました。期間中、企画展を訪れる人の中には、自身のぬいぐるみと一緒に来店される方も多く、ワークショップ「ぬいぐるみのおふとん作り&お話し会」も盛況となりました。
第2回となる今回は、「思いやるきもちはいつから生まれるか」がテーマとなります。「わたしとぬいぐるみ」と題し、一般公募で集まったぬいぐるみとの生活の一コマを切り取った写真と言葉を展示します。また、作家によるぬいぐるみの展示販売に加え、人形文化研究者の菊地浩平さんによるトークイベントも行います。
ぜひ、大切なぬいぐるみと一緒にご参加・ご来場ください。
■企画展「福岡にいるぬいぐるみ展 vol.2」概要
日時:2024年10月8日(火)~11月13日(水)10:00~20:00
【企画展詳細】
・「わたしとぬいぐるみ」
投稿フォームに寄せられた、福岡県で暮らすぬいぐるみの写真と言葉を展示します。投稿は期間中も募集しますので、どなたでもお気軽にご参加いただけます。
投稿フォーム:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfiFe7GaVhHOxr3q8xFtNLh8Zl5-S7BDHWD6ngsaW4Opq8Tqg/viewform
・ミニ展示
ぬいぐるみ作家2名と玩具収集家によるミニ展示を行います。
【かきもちくんはいつからかきもちくんになる?】
福岡の作家・hyanahyuさんによるぬいぐるみ「かきもちくん」は、現在およそ100体が全国で暮らしています。かきもちくんができてから誰かの手にわたったあとまでを、写真やイラストで追いかけます。
【ひかるめんめちゃん 詩とぬいぐるみの展示】
ぬいぐるみ作家・みうらゆみさんによる、一匹一匹に詩と名前がつけられた神さまのぬいぐるみ 「ひかるめんめ」ちゃん。詩とともに展示販売を行います。
【裏返し人形の展示】
誰かのもとで捨てられそうになっているぬいぐるみを裏返して改造し、新たな命を吹き込んでいる、福岡在住のデザイナー/玩具収集家の宮崎智文さんによる展示です。
※販売はありません
・トークイベント
人形文化研究者の菊地浩平さんをお迎えし、ぬいぐるみや人形文化について伺うトークイベントを開催します。自身の大学の講義に人形を持参する「人形参観」の日を設けている菊地さん。大切な人形をお持ちの方は、当日ぜひ一緒にご参加ください。
・日時:2024年10月19日(土)15:00~16:30
・場所:文喫 福岡天神 喫茶室
・参加費:会場参加(定員30名):税込2,530円 ※有料エリアの終日利用料を含む
オンライン配信視聴:税込1,100円
・申込方法:電話、店頭、peatix
(peatix予約ページ:https://nuitalk-bunkitsu.peatix.com)
【菊地浩平さん プロフィール】
1983年生まれ。人形文化研究者/白百合女子大学人間総合学部児童文化学科准教授。博士(文学)。日本学術振興会特別研究員(PD)、早稲田大学文化構想学部表象・メディア論系助教等を経て現職。人形を一つの「メディア」として捉え、社会や文化のさまざまな事象の観察・分析を行っている。著書に『人形メディア学講義』(河出書房新社)、『人形と人間のあいだ』(NHK出版)。
上記のほか、「かきもちくん」「ひかるめんめ」をはじめとしたぬいぐるみやグッズの販売、ワークショップ、お話し会などのイベントを予定しています
※作家によるぬいぐるみの販売は、会期終了後に発送いたします。
ファブリックアイテムブランド「Fabrico」より、フワフワの手ざわりで癒してくれる、ミステリアスなおともだちYetiを販売します。お尻に重りが入っておすわりも得意。ヴィンテージボタンの目がチャーミングです。
■本件に関するお問い合わせ
文喫 福岡天神(株式会社ひらく) 担当:天野
TEL 092-717-5180
E-mail:bunkitsu_tenjin@nippan.co.jp
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