本日の一冊
  • 07月23日の本

    ペク・ヒナ/作 長谷川義史/訳『お月さんのシャーベット』(ブロンズ新社)

    ⁄ ⁄ スタッフレビュー

    どうしようもなく寝苦しい夏の夜。「えらいこっちゃ、お月さん、とけてはるがな」。おばあさんは、あまりの暑さにとけだした月をたらいで受けとめて……。絵本界のノーベル賞ともいわれるアストリッド・リンドグレーン記念文学賞を受賞したペク・ヒナによる夏の月夜のファンタジー。個性的で表情豊かな人形を使った作風で知られますが、この作品では登場人物やセットを紙でつくっています。マンションの細かい装飾、印象的に使われる灯りにもぜひ注目を。暑い夜にとける月、ひんやり光るシャーベット、居場所をなくしたかわいい訪問者。作者の空想が読者にとって新しい夏の思い出になる素敵な絵本です。(町)

  • ペク・ヒナ/作 長谷川義史/訳『お月さんのシャーベット』(ブロンズ新社)

    ペク・ヒナ/作 長谷川義史/訳『お月さんのシャーベット』(ブロンズ新社)

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