本日の一冊
  • 06月28日の本

    ダニエル・L・エヴェレット『ピダハン』(みすず書房)

    ⁄ ⁄ スタッフレビュー

    アマゾンの奥地に未来や過去、さらには神という概念もないピダハンという一族がいる。所有欲や不安という感情も持たないその精神性は未来的なのか原始的なのか。世界の深淵さに驚かされる。生きるのが少し苦しくなったとき、自分の中に小さなピダハンを住まわせる。「〇〇がないけど〇〇で代用してみよう」「ネット情報やウワサ話より自分の感覚を大事に」。彼らの独自の言葉がこだまする深い森を想う。彼らのように、いま、この瞬間を生きようと思える。(土)

  • ダニエル・L・エヴェレット『ピダハン』(みすず書房)

    ダニエル・L・エヴェレット『ピダハン』(みすず書房)

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