
書籍『日々是編集』の出版記念として、著者であり編集者の藤本智士さんをお迎えしたトークイベントを開催します。
藤本さんは雑誌や書籍、WEBメディアなどさまざまな媒体で編集・執筆を手掛けるほか、読者が著者にメッセージやお金を直接届けることができる「Culti Pay(カルチペイ)」という仕組みをつくるなど、「Re:Standard=あたらしい “ふつう” を提案する」を旗印に幅広い活動をされています。私たち本屋としても、とてもお話を聞きたい方です。
聞き手には、クリエイティブディレクターとして福岡を中心に活動する佐藤瞳さんを迎えます。まちづくりに携わる福岡市箱崎をフィールドに、フリーペーパーの発刊にも目下取り組み中の佐藤さん。広義の「デザイン」や「編集」、そして地域の仕事を手掛けるおふたりによる対談です。
私たちは、いったいどうして「本」という形にするのか?
自分でつくる、本づくりの楽しさのこと。
本にまつわる、あったら嬉しい あたらしい”ふつう”のこと。
日々変わっていくまちの中で、「編集」にできることは何かということ。
普段編集に携わっている方だけでなく、本を作ってみたい方や自分で言葉をつむぐことを大切にしている方、おふたりのお話を聞いてみたい方、どんな方でもぜひご参加ください。
開催概要
・日時:2025年5月28日(水)18:30~19:30
・場所:文喫福岡天神 喫茶室
・参加定員:30名
・参加費:2,200円税込
・申込方法:peatix、店頭、電話(092-717-5180)
◎17時よりご入場いただけます。おかわり自由の珈琲・煎茶・ルイボスティー付き
ゲストプロフィール

藤本智士(ふじもと・さとし)
1974年生。兵庫県在住。編集者。有限会社りす代表。雑誌『Re:S』(2006~09)『のんびり』(2012~16)『高橋優 秋田キャラバンガイド』(2016~現在)編集長を歴任。2020年より地域編集を学び合うオンラインコミュニティ『Re:School(りスクール)』をスタート。「マイボトル」という言葉をつくり、未来に出来る限り負荷を残さない社会を提案するなど、誌面に捉われない編集を実践。自著『取り戻す旅』『魔法をかける編集』など。共著『Baby Book』(イラストレーター・福田利之)、『アルバムのチカラ』(写真家・浅田政志)。その他『ニッポンの嵐』(嵐)『るろうにほん熊本へ』(佐藤健)『みやぎから、』(佐藤健/神木隆之介)『かみきこうち』(神木隆之介)など、編集執筆した書籍多数。

聞き手・クリエイティブディレクター 佐藤瞳
1991年大分県杵築市生まれ。福岡のまちづくり会社に勤めた後、2024年4月より個人事務所「文脈編集室」として独立。現在所属に、福岡のローカルスーパーマーケット ダイキョー・NPO mie・筥松校区まちづくり協議会など、領域を拡張しながら「編集とデザイン」で九州の地域プロジェクトに奔走中。喋るスピードは0.7倍速。
書籍について

『日々是編集』
編集とは何か? 編集者とは何者なのか?雑誌編集→地域編集と活動を広げてきた著者が社会に必要な、編集の使い手を増やすべく日々の気づきと学びをまとめた一冊。編集・ライター志望者はもちろん、すべての生活者必携。
藤本智士(編集者/ Re:S 代表) 上代2,420 円(税込)
発行:藤本智士(有限会社りす)
デザイン:堀口努
定価:2,420 円(税込)
仕様:文庫判/ 240p /上製本
発売日:2025 年 5 月 17 日
イベント参加のみなさまへ
・諸事情により、イベントが中止となる場合がございます。ご了承ください。
・イベント中止の場合のみ払い戻し対応となります。